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珈琲器具について
the explanation of coffee kit
[ロースト器具] [コーヒーミル] [ドリップ器具] [エスプレッソメーカー] [サイフォン] [その他]
ロースト
roast
コーヒーの生豆を焙煎することによって、はじめてコーヒー色に色づき、香り、味が生まれます。焙煎はプロでも至難の技と言われるもの。しかし、試行錯誤も楽しみつつ一度はホームローストに挑戦してみるのもいいと思います。なぜなら、コーヒーは煎りたて、挽きたてが一番おいしいからです。
生豆は市販されています。もともと、ブレンドされているものがありますが、それは、水分含有量が異なるので、煎り具合にバラつきがでてしまい、初心者は避けたほうが良いです。なるべく、ストレートのものを選びましょう。
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1)金網ロースター(ご入用の方は、こちら)
最も素朴な焙煎器です。まず、生豆を入れてフタをして、ガスや炭などの直火で煎ります。このとき、煎りむらができないように絶えず揺すり続けます。ガスの場合は中火にし、炎から20cmくらい離し、やがて、チャフ(薄皮)がとれると、5cmくらいに近づけます。はじけてきたら、10〜15cmくらいの位置にします。好みのロースト段階になったら、火からおろし、ざるなどで冷まします。余熱で、焙煎がすすまないようにするためです。
2)ほうろく
セラミックでできているので、遠赤外線焙煎ができ、ふっくら煎ることができます。ただし、金網ロースターに比べ、小さく、豆を入れすぎると、煎りむらができやすいので、注意を。
3)ホームロースター
家庭用の電動焙煎器です。生豆を100g入れて、ダイヤルを好みのロースト段階に合わせて回し、スイッチを入れたら焙煎スタートです。焙煎とその後の冷却も行ってくれるので、とても手軽に焙煎できます。ただし、使用する豆の水分含有量や状態によっての焙煎具合は異なるので、やはり、自分の目でチェックしたいもののできず、また細かな焙煎設定も難しいです。ハンドロースターのほうが、豆を知るうえでは、おすすめできるでしょう。
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ミル
mill
コーヒー豆に閉じ込められていた香りがコーヒーミルで挽くことによって、一気に解き放たれます。煎りたて、挽きたてがおいしい条件なら、ミルは一番、簡単にチャレンジでき、おいしい、楽しい、コーヒータイムの第一歩です。
ミルは手動ミルと電動ミルに大別され、構造で分けるとグライディングミル(臼歯)、カッティングミルに大別されます。手動はハンドルを手で廻すため、歯の鋭さと安定感のあるもののほうが、無理な力をかけなくても豆が挽けます。しかし、手動では、一度に大量を挽くこともないので、デザインの好みで選ぶ傾向があります。せっかく自分で挽くのだからお気に入りでカリカリするほうが楽しいに違いありません。電動はもちろん、速く挽くことができラクです。コーヒーの味を損なう摩擦熱が生じやすいとも言われますが、最近は性能が良いミルがでているので、連続使用だけ避ければ、さほど問題ありません。グライディングミルは、歯の形状が臼のようになっており、、歯と歯のかみ合わせで、砕き、すりつぶす方法です。カッティングミルは、鋭い歯で切り刻み、つまり、カットする方法です。
歯の素材の特徴についていうと、セラミックは摩擦熱が生じにくく丈夫ですが、石のような混入物が入ると欠けやすいです。鉄は、鋭く挽きやすいですが、錆びやすいです。ただし、毎日使うと豆から油がでるので、錆びにくくなります。鋳物は、鉄に比べ、鋭さはないですが、錆びにくいです。ステンレスは、鋭く、丈夫ですが、摩擦熱が生じやすいので、一定の速さでゆっくり挽くようにしましょう。 |
1)手動ミル
豆を入れる部分(ホッパー)にドーム型ののフタがついているタイプです。これは、使用しないときに歯の部分にほこりなどが入らないという利点がありますが、お手入れしにくいという見方もあり、好みの分かれるところです。2)フタを開けると、臼歯(硬質鋳鉄臼歯使用)がみえます。3)ほとんどのミルには粗さ調節ネジがついており、使うごとに調整することをおすすめします。少量の豆を入れ、試し挽きすると、前回使用した豆の微粉も取り除くこともできるので、一石二鳥です。
4)電動ミル
これは、業務用を小型化したカッティングミルです。切れ味の鋭い耐久性に富んだカット刃を使用しているため、豆への加熱をセーブしています。豆を入れるホッパー部の容量は200g、粉受けは100g、挽き方は調整でき、中挽きの場合で1分間で130gの豆が挽けます。
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ドリップ器具
drip
上から下へろ過する入れ方をドリップ式といいます。コーヒー豆の味をそのまま素直に出せ、手軽さが多くの指示を得ています。中でも、ペーパードリップは使用後の手入れやたて方が簡単で衛生的なこともあり、一番家庭で普及しています。最近は器具のバリエーションも多彩で、選択肢は広がり、誰でも、近づきやすくなりました。また、電動タイプのコーヒーメーカー、お湯ではなく、水で長時間かけて抽出する水出し器もドリップ式の仲間です。 |
1)ペーパードリップ(レギュラー珈琲の詳しい入れ方はこちら)
まず必要な器具は、5)ドリッパー、6)サーバー、7)ペーパーです。あとは、お湯を少量ずつ注いできめ細やかな泡を盛り上げるための8)注湯用の細口のポットです。ドリッパーはいくつか種類があり、ろ過する部分の穴が3つ穴のタイプ(カリタ式)、1つ穴のタイプ(メリタ式)、他に円錐状のタイプ(コーノ式)があります。それぞれに対応したフィルターがあるので、合わせての使用をおすすめします。また、素材も陶器、プラスチック、金属、ガラスと種類が多くでています。これもそれぞれに長所短所があって、好みになりますが、選ぶポイントとして、保温性のあるもの、リブ(ドリッパーの内側の凹凸)があるものは抽出する際の蒸らしが十分にできるので、おすすめできます。サーバーは、1〜2杯であれば、マグカップに直接注いでも問題はありませんが、はじめての方は、お湯の分量、抽出する過程を確認しながらできるので、サーバーの使用をおすすめします。2)ケメックスコーヒーメーカーのように、ドリッパーとサーバーが一体になったものもあるので、好みで選んでみてください。注湯用のポットですが、湯を細く一定に落とすことが、おいしいコーヒーを入れる秘訣になるので、使用をおすすめします。最近は、やかんの口が細いものもあります。どうしてもなければ、アルミやステンレスのやかんであれば、口を少し変形して使用することもできます。(少々、乱暴ですが・・・)
3)ネルドリップ
ネル(布)はペーパーに比べ、コーヒーのアロマを十分に引き出すことができると言われています。ドリップに慣れたら、チャレンジしてみたいもの。片面が起毛しているので、それを裏側にして、使用します(これは、好みですが、コーヒー粉が起毛にからまず、手入れしやすいです。起毛を内側にして使用されても問題ありません。自分好みでお選びください。)使いはじめは必ず、熱湯で煮沸してください。(購入した時に付いている糊を落とすためです。使用後は、よく洗って脂肪分を落とし、密閉容器に水をはり、この中に浸けて冷蔵庫で保管します。そして、衛生上、毎日水洗いし、水を交換しなければなりません。古くなると、目詰まりを起こすので、煮沸するか、それでも解消されなければ、ネルを交換してください。
4)ウォータードリップ(水出しコーヒー)
理化学的な設計で、難しく考えがちですが、セットしておけば、ひとりでにコーヒーができるので、時間はかかるけれど、手間はかからないラクなたて方です。水滴の速度は1秒間に1滴程度にコックで調整します。水滴を落下させる前に、ろ過器にフィルターと粉を入れたら、全体に水をしみこませておくと、ムラなく抽出できます。豆は深煎りの細挽きか極細挽きが向いています。抽出液は冷たいままでも、温めてもよく、マイルドで香り高いコーヒーが味わえます。
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エスプレッソメーカー
espresso
イタリアが本場のエスプレッソ。「速い」という意味の文字通り蒸気圧を利用して、すばやく抽出します。エスプレッソメーカーを分けると、直火式と電動式に大きく大別されます。この違いは表面の泡立ちの有無で、圧力の有無と関係があります。直火式は家庭用では一般的なもので、器具とガスコンロがあれば簡単にできます。そのため、危険性を解除させるため、蒸気圧をある一定で安全弁から抜くように設計されているので、抽出される際の圧はゼロに等しく、泡立ちはほとんどないです。でも、もちろん、エスプレッソの濃厚な味、苦味、香りは存分に味わえます。電動式は蒸気圧式、ポンプ圧式に分けられ、前者はタンクの水を沸騰させ、圧をためて、抽出する方法で、後者はポンプで吸い上げた水だけを温めて一気に抽出する方法です。出来上がりの違いは、前者は圧が少し低いため、泡立ちはカップの周りに少しある程度で、コーヒーの温度は高めです。後者は、圧が高いため、泡立ちがよく、表面を覆うほどです。コーヒーの温度は若干低めです。また、エスプレッソと言えば、カプチーノ、エスプレッソにミルクの泡をふんわりのせたものです。その泡立てに使うミルクフォーマーも、マシーンについているスチームパイプ式、ポンプ式、電動式などいくつか種類があります。どれも、成分無調整の脂肪分3.5の牛乳を使用することをおすすめします。 |
1)直火式エスプレッソメーカー
これは、ごく一般的なデザインのものです。下部のタンクに水を入れ、内部のバスケットに粉を入れ、上部をしっかり閉め、火にかけます。しばらくすると、下部から上部へ、エスプレッソのおいしい成分だけを抽出し、上部のタンクにたまり出来上がりです。手軽に家庭で楽しめる嬉しい器具です。
2)電動エスプレッソマシーン
小型の家庭用エスプレッソマシーン。これは、ポンプ圧式なので比較的コンパクトなデザインです。最大で2杯同時に抽出することができ、分量分の粉をホルダーのバスケットにいれ、表面を平らに押し固め、セットします。準備OK!のランプの合図があったら、スイッチを押し、抽出スタート。カップに適量が入ったら、スイッチを切り、出来上がりです。エスプレッソの表面には、泡がたち、エスプレッソの苦味、コク、うまみ、香り、そして泡のまろやかさが味わえます。
3)ミルクフォーマー(スチームパイプ式)
ほとんどの電動エスプレッソマシーンに装着されています。まず、スチームノズルを、マグカップの3分の1ぐらいまで入れた牛乳の中に差込み、スイッチを入れます。ノズルからは、熱い蒸気がでて、牛乳を温めながら泡立たせます。このとき、ノズルを牛乳全体に行き渡るようにマグを動かしながら泡立たせます。決して、表面からノズルを出さないように。蒸気が飛び散ります。
4)ポンプ式カプチーノクリーマー
温めた牛乳を本体の4分の1ぐらいまで入れ、シャフトをセットし、上下にシャフトを動かし、泡立たせます。先端の細かいメッシュを上下させることによって、空気が入り、ふんわり泡立ちます。冷たい牛乳でも泡立ちますが、温めた牛乳のほうが泡が安定します。
5)電動式ミルクフォーマー(ご入用の方はこちら)
乾電池使用のミルクフォーマーです。スイッチを入れると先端のスプリングが勢いよく回転します。6)のように、カップに温めた牛乳を入れ、先端を入れ、スイッチを入れます。かなり回転が速いため、牛乳の表面からでると、牛乳が飛び散るので注意してください。深めのマグカップもしくは、容器に少量の牛乳を入れるようにしてください。3倍から4倍に泡立ちます。3)に比べ、濃厚で、きめ細かく、4)に比べ、手軽なので、最近人気があります。
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サイフォン
siphon
サイフォンはフラスコ、ロート、アルコールランプを使い、蒸気圧を利用して液を下から上へ、また下へと移動させて抽出します。化学の実験のようなこの過程が見ている側も楽しく、面白いものです。ペーパードリップで入れるコーヒーより、少し平板な味になりますが、初心者でもすぐに平均した味がつくれます。 |
1)サイフォン(ネルフィルター)
布フィルター式なので、フィルターは使い終わったら、ドリップのネルフィルターの手入れ、保管と同じように行います。アルコールランプの替え芯は3cmぐらいだし、アルコールを滲ませてから点火します。
2)サイフォン(ペーパーフィルター)
1回ごとに使い捨てのペーパーフィルター式なので、ネルフィルターのように保管の手間がいりません。
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その他
etc.

1)イブリック(ご入用の方はこちら)
トルココーヒーをたてる器具です。粉と水を入れ、火にかけ泡がでてきたら、ふきこぼれないように、柄を持ち上げ、火から離したり近づけたりします。泡が白くなる前に火からおろして、カップに注ぎ、上澄みを飲みます。粉はできるだけ、細かく挽くのがコツです。
2)パーコレーター(ご入用の方はこちら)
アメリカで普及し、今はアウトドアでしか、見かけなくなりましたが、西部開拓時代の野性味が味わえます。たまには、家庭でも使ってみるのも楽しいです。分量の水を入れ、バスケットに粉を半分入れたものをセットし、火にかけます。沸騰し、湯が粉を通り、また、下への循環を繰り返し、好みの濃さのコーヒー色になったら、出来上がりです。
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